詳細設定−静的IPマスカレード設定
静的IPマスカレードを設定します。
本商品では、[NATエントリ]のパターンを最大50個設定できます。
「高度な設定」の[WAN→LAN中継設定]と「静的IPマスカレード設定」の内容が競合した場合は、「高度な設定」の[WAN→LAN中継設定]の内容が優先されます。

設定値を選択・入力したあとに[設定]をクリックすると設定内容が反映され、[保存]をクリックすると設定内容が保存されます。
 
※ 「Web設定」画面に表示されている ボタンについての説明は こちら
画面の[01〜10][11〜20][21〜30][31〜40][41〜50]をクリックすると[NATエントリ]の[01〜10]
[11〜20][21〜30][31〜40][41〜50]を切り替えて表示します。

[対象インタフェースを選択]
「基本設定」-「接続先設定」-[接続先の選択設定]で選択した接続先が表示されます。
(「対象インタフェースを選択」を変える場合には、 ここで他の接続先を選択します。)

[NATエントリ]
<[NATエントリ]で使用するものを適用にする場合>
1. 使用する「エントリ番号」のチェックボックスをチェックする
2. [設定]をクリックする
 
<[NATエントリ]で使用しないものを未適用にする場合>
1. 使用しない「エントリ番号」のチェックボックスのチェックを外す
2. [設定]をクリックする
 
<[NATエントリ]を編集する場合>
  [NATエントリ]の中から編集したいエントリ番号行末の[編集]をクリックする
「NATエントリ編集」の画面が表示されます。
 
<[NATエントリ]を削除する場合>
  [NATエントリ]の中から削除したいエントリ番号行末の[削除]をクリックする


[NATエントリ編集]
新たにNATエントリを編集します。
複数の[NATエントリ]を編集する場合には、下記1〜2のあと[前のページへ戻る]をクリックし、
[NATエントリ]で編集したいエントリ番号行末の[編集]をクリックし、続けて設定します。
 
1. 固定的に割り当てるポートと宛先IPアドレスの組み合わせをエントリ番号に登録する
 
変換対象プロトコル
   「TCP/UDP/ ESP/AHから選択します。
 
変換対象ポート
   処理したいパケットのポート番号を指定します。
次の形式で指定します。
 ・xxxxx (1箇所の指定)
 ・sssss-eeeee (範囲指定)
 ・ ニーモニック(ftp,ftpdata,telnet,smtp,dns,gopher,www,pop,ntp,nntp,netbios,
           imap,snmp,nfs,socks,dhcps,dhcpc,tftp,ident,https)
 ・ * (全ポート指定)

「変換対象ポート」の設定において、 ニーモニックで'netbios'を指定した場合には、ポート番号137〜139のポートを指定したことになります。
また、ポート番号を137〜139の中のどれか1つまたは2つのポートを指定した場合でも、ポート番号137〜139のポートを指定したことになり、設定後のフィルタエントリには'netbios'と表示されます。
 
 
 <主なポート番号の例>
  下記以外の番号/サービス名を割り振る場合や詳細については、
  ご利用になるサービスなどの説明書を参照してください。

ポート番号 サービス名
20 ftpdata
21 ftp
23 telnet
25 smtp
53 dns
80 www
110 pop
 
宛先アドレス
  
上記で設定したポートに対して固定的に割り当てるクライアントパソコンの宛先をIPアドレス、またはMACアドレスで指定します。
ただし、MACアドレス指定は、DHCPサーバ機能が有効になっているときのみ適用されます。
MACアドレスは、半角の0〜9、a〜f、A〜F、:(コロン)が使用できます。
MACアドレスは、2文字ずつコロンで区切って入力してください。
  例) MACアドレスが ’xx-xx-xx-xx-xx-xx’の場合は、 「xx:xx:xx:xx:xx:xx」と入力します。
   
 
2. [設定]をクリックする
 
<お知らせ>
  • 「変換対象ポート」の設定において ポート番号を数値で指定した場合でも、ニーモニックに該当するものがあれば、 [設定]をクリックしたときに、ニーモニックに変換して表示されます。

  • パソコンのIPアドレスの参照は、下記の方法で行います。

    <Windows Vista(R) の場合>  
    (1) [スタート](Windows(R)のロゴボタン)-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックします。
    (2) "ipconfig"を入力して「Enter」キーを押します。

    <Windows(R) XP の場合>
    (1) [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックします。
    (2) "ipconfig"を入力して「Enter」キーを押します。
     
    <Windows(R) 2000 の場合>  
    (1) [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックします。
    (2) "ipconfig"を入力して「Enter」キーを押します。
 
<お知らせ> 「MACアドレス」を使用する場合
  (MACアドレス静的IPマスカレード)−
  • MACアドレス静的IPマスカレードは、DHCPサーバ機能を使用する環境(自動取得によりIPアドレスが不定の場合)に対して特に有効な機能です。

  • 「宛先アドレス」で「MACアドレス」を指定する場合には、本商品のDHCPサーバ機能を有効にしてください。 (本商品のDHCPサーバ機能を無効にした場合には、「宛先アドレス」で「IPアドレス」を指定してください。)

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